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日本語能力試験

国際交流基金と日本国際教育支援協会が共同運営している日本語能力試験のサイトから申し込み、試験に合格して資格を取得します。試験は年に二回実施されます。日本の大学への留学や就職するにあたって求められる日本語能力はN1レベルであり、試験の中で最も難しいレベルです。N1レベルでは幅広い場面で使つかわれる日本語を理解することが求められます。

試験科目と試験時間 試験科目は言語知識・読解(文字・語彙・文法、読解)と聴解との2つに大きく分けられます。
試験時間は言語知識・読解(110分)、聴解(55分)
得点区分 言語知識(文字・語彙・文法):0〜60 (基準点 19)
読解:0〜60 (基準点 19)
聴解:0〜60 (基準点 19)
総合得点:0〜180 (合格点100)
認定の目安 《読む》幅広い話題について書かれた新聞の論説、評論など、論理的にやや複雑な文章や抽象度の高い文章などを読んで、文章の構成や内容を理解することができる。さまざまな話題の内容に深みのある読み物を読んで、話の流れや詳細な表現意図を理解することができます。
《聴く》幅広い場面において自然なスピードの、まとまりのある会話やニュース、講義を聞いて、話の流れや内容、登場人物の関係や内容の論理構成などを詳細に理解したり、要旨を把握したりすることができます。

受験手続き

受験には、希望する試験日・受験地を選び、日本国際教育支援協会のウェブサイトからMyJPLTの登録、日本国際教育支援協会へ受験料の支払いが必要です。


試験対策

試験対策には、日本語能力試験公式ウェブサイトに問題例集や各種資料・情報が手に入るので参考にしてください。またYoutubeなどオンラインで学習することも可能なので皆さんに合った学習スタイルを見付けてN1取得を目指しましょう。渡日前の段階からSNSなどを通して、日本語を母国語とする知り合いを作り、話す、聴く機会を増やすことも言語を習得する上で非常に重要です。日本語は、習得するには世界で最も難しい言語と言われています。N1を取得しても実際の現場では更に皆さんを苦しめる日本語の言い回し、和製英語や各業界特有の用語(いわゆる業界用語)が沢山溢れています。それでも共に日本語を勉強した友人などと思いを共有することで乗り越えていけることは多々あると思います。