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老人ホームボランティアで、とてもやりがいを感じたので医師を選びました。

1.簡単に自己紹介をお願いします。

はじめましてリー・ジョシュアと申します。よろしくお願いします。イギリスの医学部を卒業して、日本に去年10月に来ました。

2.医師を目指したきっかけを教えてください。

大学に入った時にバイオメディカルサイエンスという学士を取得したんですけれども、その時に解剖生理学がとても興味深かったので、そういうことに関する仕事が向いているのかなと思い、最初に医学がいいかなと思いました。やはり人を助けたり介護するような仕事なので、最初はボランティアとして老人ホームで働きました。そこでとてもやりがいを感じたので、医師を目指しました。

3.何故日本で働きたいと思いましたか?

12年前から日本語勉強してるんですけれども、趣味としてで昔からの夢なんですね。日本に住む主な理由は、日本は治安がとてもいいというところが主な理由ですね。治安だけじゃなくて和食がとても好きなので、毎日食べることができてとてもうれしいです。

4.日本での医師として今後のキャリア、目標について教えてください。

正直に言うとまだ成功するか分からないんですけれども、医師国家試験の勉強に励んでいるところですね。合格した場合には、内科がいいと思います。

5.日本の医師国家試験の準備は大変ですか?

イギリスで日本語を勉強した時に、ほとんど日本語で書いたことがなかったんですよ。現在、みんな携帯パソコンを使っているんじゃないですか。そうやって日本語勉強してきて、ほとんど書いたことがなかったので、日本語診療能力調査で、5分でたくさん書かないといけないというのを知って、びっくりして毎日苦労してますね。漢字と日本語が一番難しいところだと思うんですけれども、他にイギリスであまり勉強しない分野もあります。日本では感染症とか公衆衛生法医学など深く勉強するんですけれど、イギリスでは公衆衛生が違いますしある程度法律も違います。いろいろ違いますのでちょっと大変です。

6.日本の生活で困ったこと、戸惑ったことはありますか?

いっぱいありますね。正直、皆さんがおっしゃったように敬語がとても難しいと思います。順天堂大学国際医療人養成プログラムに申し込むまでは日本語で面接を受けたことがなくて、森先生と面接を受けた時にすごく緊張しました。1か月くらい前に友達と毎日、敬語の練習をしてました。あまりネガティブすぎないようにしたいんですけれども、日本社会は出る杭が打たれるって言われるので、外国人として目立ちすぎないように努力もしています。

7.日本の文化について驚いたことがありますか?

13回目の日本なので、1回目の時はすごく驚いたことがいっぱいあったんですけれども、最近は特にないんですが・・。最初はやはり便利さです。何でもかんでも便利で、例えば一番すぐ思いつくのは富士山に登った時に、富士山に自動販売機がありました。販売機もあるし宿もあったので、山に自動販売機があるなんてびっくりしました。また一般的にコンビニが24時間開いてるので、すごい生活しやすい国だと思いました。後驚いたことですね。綺麗ですね。ゴミ箱がほとんどないのに、こんなにきれいな国があるとなんて信じられませんでした。交通機関がちゃんと来ますし、1分遅刻する場合に謝罪のようなこともあるので、それもすごくびっくりしました。

8.今後の抱負等何かありましたらお願いします。

もうちょっと日本人のように話せるようになったら嬉しいなと思います。皆さんぜひアクセント訛りがあったら、是非訂正してください。医師国家試験に合格したいと思います。今年、来年合格できなくても、せめて3年間ぐらい挑戦したいなと思ってますね。サイモン先生のように、国際医療人養成プログラムにもっと携わりたいと思っていて、次に来る人達をできれば助けたいとか思ってますし、医療系の翻訳もアルバイトとしてやってみたいと思います。イギリスで幹細胞に関するナノテクノロジーと再生医療という修士課程を8年前に習得したんですけれども、いつかもう一度やりたいなと思っているので、もし日本でそういうIPS細胞を使って肝細胞の研究ができれば、もう一度挑戦していきたいと思いますね。